ジャッジ、デグロム、FA市場の目玉選手の契約がすぐに決まらないのはなぜ?

[ 2022年12月3日 10:11 ]

ヤンキースのジャッジ(AP)
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 アーロン・ジャッジ、ジェイコブ・デグロムはじめ、トップフリーエージェント選手の契約のウワサが日々流れているが、12月に入っても、まだ大物の契約は一つも決まっていない。その理由についてスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が2日(日本時間3日)言及している。「マーケットが行き詰っているが、ある球団の上層部はこう話していた。大物FA選手を狙うチームは獲得資金を増やすために、今いる選手の高すぎる契約をトレードしようとしている。ヤンキースのジョシュ・ドナルドソン三塁手、アーロン・ヒックス外野手、メッツのジェームズ・マキャン捕手、ブレーブスのマルセル・オズナ外野手、マリナーズのマルコ・ゴンザレス投手、ダイヤモンドバックスのマディソン・バムガーナー投手らだ。そういったトレードでは、チームは成立のためにある程度のお金を補ったり、あるいは相手チームの高くなった契約を引き取ったりもする。要は、チームがFA市場で使えるお金を増やすためだ」。選手の代理人たちもそれを期待して待っている。

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