明大・森下暢&斉藤 2安打完封リレー 3連覇へ望みつないだ

[ 2017年5月21日 05:30 ]

東京六大学野球第7週第1日   明大3―0立大 ( 2017年5月20日    神宮 )

<明大・立大>7四死球ながら6回無安打無失点の明大・森下暢
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 1回戦2試合が行われ、明大は森下暢仁(2年)と斉藤大将(4年)の両投手による完封リレーで立大を3―0で下した。法大は東大に3―2で勝利。立大が明大に連勝できなかったため、この週にリーグ制覇を決められず、優勝争いは27日からの最終週(早慶戦)にもつれ込むことになった。明大、法大も優勝の可能性を残した。

 負ければ3連覇の望みが完全に絶たれる試合で森下暢と斉藤がわずか2安打で完封リレーした。

 「荒れてもいいからストライクを集めすぎるな」。善波達也監督の助言を受け、カード初戦初先発の森下が7四死球を与えながら6回まで無安打投球。「とにかく腕を振ってテンポよく投げようと。勝つことが大事なので」。7回から救援した斉藤も無安打を継続したが、9回2死から代打・大東に右前打を許した。1970年の慶大、工藤真―長谷部優以来47年ぶりの2人によるノーヒットノーランをあと1人で逃し「もう少し低めに投げていれば」と悔やんだ。それでも崖っ縁で王者の底力を見せた明大。善波監督は「今日負けたら終わり。可能性がある限り頑張ります」と話し、斉藤も「明日は先発でも救援でもどんな場面でも投げます」と力強かった。

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