十亀の好投で西武が快勝「抜けたカーブがアクセントになった」

[ 2015年4月21日 22:26 ]

<西・日>お立ち台の十亀(左)と中村

パ・リーグ 西武6―2日本ハム

(4月21日 西武プリンス)
 西武の投打がかみ合い日本ハムに快勝した。

 3回に先制を許した西武はその裏に浅村の犠飛と中村の適時打で逆転。5回には再び中村が左中間への5号ソロでリードを広げた。投げては先発の十亀が7回を3安打9奪三振2失点という好投を見せ、うれしい今季初勝利を手にした。

 3安打2打点と活躍を見せた中村は「ラッキーでたまたまだった」と3回の適時打を振り返り、「高めに浮いた球を思いっ切り打ちました」と5回の本塁打を淡々と語った。

 昨年6月17日以来の白星を手にした十亀は「スピードはそんなに出ていなかったが、良いボールがいっていた。カーブも抜けてはいたが、良いアクセントになった」とこの日の102球に納得の様子だった。

 田辺監督は「本塁打も出たが、いいつなぎをしてくれた」と主砲・中村の働きを評価。十亀の投球に関しては「彼らしい良いピッチングをしてくれた」と目を細めていた。

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2015年4月21日のニュース