練習でも打ったことがなかった…履正社・金岡が千金弾

[ 2014年4月1日 14:35 ]

<豊川・履正社>9回無死、履正社・金岡が左越えに同点ソロを放つ

第86回選抜高校野球大会準決勝 履正社12―7豊川

(4月1日 甲子園)
 履正社に初夏通じて初となる決勝進出をもたらしたのは、金岡主将の一振りだった。1点を追う9回、カウント1-3から内角の直球を思い切った打球が左翼スタンドに飛び込む、値千金の同点弾。勢いに乗ったチームは10回に一挙5点を挙げ、2時間57分の熱戦に蹴りをつけた。

 ベンチから「思い切っていけ!」と送り出された金岡。これまで練習でも、練習試合でも本塁打を打ったことがなかったという。記念すべき“自身1号”が、起死回生の1発に。金岡は「勢いのまま、決勝でもいい試合ができる」と自信をのぞかせた。

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2014年4月1日のニュース