7年ぶり出場の佐野日大が初戦突破!エース田嶋、毎回12K

[ 2014年3月23日 16:12 ]

第86回選抜高校野球大会第2日 佐野日大2―0鎮西

(甲子園)
 第86回選抜高校野球大会第3日は23日、甲子園球場で1回戦が行われ、第3試合は7年ぶり出場の佐野日大(栃木)が大会屈指の左腕田嶋の毎回の12奪三振の好投で鎮西(熊本)を2―0で下して2回戦に進出した。エース田嶋が111球を投げて5安打、12奪三振、無四死球で鎮西を完封した。

 佐野日大は5回裏、安打、ボーク、敵失などで無死満塁とした後、「バッティングに悩んでいた」と松本弘司監督が表した9番・佐川がしぶとく中前へ適時打を放ち2人を返して先制し、守り切った。

 鎮西は田嶋の直球とスライダーの攻略が出来ず、9回に連打で2死一、二塁としたものの、最後も田嶋が「狙っていた」と振り返った空振り三振で仕留められた。

 試合後、松本監督は「厳しい試合でした」と、相手の粘りで序盤、なかなか突破口が開かなかったゲーム展開を振り返った。それでも「田嶋がいつも通り投げてくれた」と笑顔を見せ、次へ向け「最後まで気を許さずに自信を持っていきたい」と話した。

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2014年3月23日のニュース