わずか１安打で零敗…野村監督「奮起してもらわないと」

交流戦 広島０－１楽天

（5月16日 マツダ）
　楽天の左腕・辛島に対して広島は右打者中心の打線を組んだが、胸元への直球と外角のチェンジアップで翻ろうされ、７回１死まで無安打。野村監督は「ビデオもずっと見ていたが、対応できなかった」と脱帽した。

　辛島の交代後も９回１死満塁のサヨナラ機を逸するなど救援陣も打てず、わずか１安打で今季８度目の零敗。交流戦は昨季５０イニング連続無得点で１０連敗を喫するなど打線が苦しんだだけに、指揮官は「奮起してもらわないと」と危機感を募らせた。