今江 来季から使用の統一球で「第1号」

[ 2010年11月14日 06:00 ]

<ロ・SK>5回裏先頭の今江は左越えにソロを放ちベンチに迎えられる

 【日韓CC・ロッテ3-0SK】日本シリーズMVPのロッテの今江が、新たな歴史の幕を開ける「第1号」本塁打を放った。

 この日の試合では、来季から12球団が1軍公式戦で使用するミズノ社製の低反発球が国内の公式試合で初めて使用された。その中、今江は5回に左翼席上段まで届く大アーチを放ち、「バットの芯でとらえたら今までと変わらないけど、芯を外すと重くて飛ばない」と振り返った。また、1回無失点でメジャー経験のある薮田は「そんなに強烈じゃないけど、若干滑る感覚があった」とした上で、大リーグ球との比較を問われ「これまで使用しているものに比べれば近づいた」と話した。

 ≪加藤コミ アジアシリーズ復活要望≫加藤コミッショナーは3万人を超える観衆に「入りましたねえ」と目を細めた。試合は韓国野球委員会(KBO)の兪栄九コミッショナーと観戦。アジアシリーズ復活について「アジアの野球の灯を消してはいけない。各国と協議しながら、実際に実施できるものを広い視野で探っていきたい」と話した。台湾・中華職棒大連盟(CPBL)からは来秋の地元開催へ強い要望を伝えられ、来年1月に韓国、台湾と協議することになった。

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2010年11月14日のニュース