由規昨季に並ぶ5勝目!自己タイの157キロも記録

[ 2010年7月11日 18:07 ]

 【ヤクルト3―2広島】ヤクルトの由規は立ち上がりから150キロ台の速球を連発した。二、三回には自己最速に並ぶ157キロをマーク。一方で、序盤の制球力という課題は相変わらずだ。何とか6回を2失点にまとめ、昨季記録した自己最多の5勝に並んだ。

 開始直後は「大事にいきすぎた」と言う。一回1死二塁から赤松の中前打で簡単に先制を許し、二回も失点にはならなかったとはいえ、3四球で2死満塁のピンチを招いた。その後は「開き直って投げた」と、五回のソロ本塁打による1失点にとどめ、試合をつくった。
 決して満足できる内容ではない。ただ、由規は6月以降負けがなく、これで4連勝。チームは4位に浮上した。昨季は7月4日に5勝目を挙げてから勝てなかった20歳。3年目の成長を見せられるかは、今後の投球にかかってくる。

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2010年7月11日のニュース