内海 投手で3人目の選手会長に就任

[ 2009年11月28日 06:00 ]

阿部と談笑する内海(左)

 巨人の内海哲也投手(27)が27日、来季から第17代の選手会長に就任することが内定した。熱海市内のホテルで行われた球団納会の席で、阿部からナインに報告された。巨人で投手が選手会長を務めるのは堀内(77~78年)、桑田(99~00年)に次ぐ3人目で、左腕エースが名実とも巨人の顔になる。

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 今季は阿部が主将と兼務で選手会長を務めていた。しかし負担の大きい捕手というポジションもあり、25日の契約更改交渉後の会見で「二足のわらじは無理だなと思った」と話し、次期会長には内海を推薦していた。納会の席上で阿部が「生え抜き投手最年長の高橋尚さんが退団したこともあり、きょう内海君にお願いし了承をもらいました」と報告。マイクを引き継いだ内海も「まだ会長をやる器ではないが、立場が人を変えると信じて頑張りたいと思います」と話し、万雷の拍手を浴びた。
 内海は来季が7年目。06~08年は3年連続で2ケタ勝利を挙げ、後輩からの信頼も厚い。今季は9勝止まりで不本意な1年だったが、12月10日からのオーストラリアへの優勝旅行をキャンセルして来季に向けた練習に取り組む予定で、早くもチームリーダーとして自覚十分。来季は投手陣だけではなく、チーム全体をけん引してV4を目指す。

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2009年11月28日のニュース