橋本「必要とされていると感じた」横浜で優勝目指す

移籍先の横浜との契約を終え、ガッツポーズする橋本将捕手

　ロッテからＦＡ宣言し、横浜入団が決まった橋本が、横浜市内の球団事務所で会見し「やるからには優勝を目指す。ここ２年最下位だがしっかり前を向いていく」と語った。

　２年契約で来季の年俸は７５００万円プラス出来高払い。背番号は「１０」。１９日の初交渉で大筋合意していた橋本は「今まで経験がないくらい必要とされていると感じた。ほぼ即決」と明かした。尾花新監督は自らがロッテ入団時の投手コーチ。「理論派でほかの方とは違う印象だった。当時は分からなかったことも今は理解できると思う」と話し、また古巣との対戦については「ロッテには１５年間お世話になり、特別な感情がある。他のチームの対戦より気合が入るかもしれない」と話した。

　≪横浜　篠原獲得を表明≫横浜の岡本編成部長は２７日、ソフトバンクから戦力外通告を受けていた篠原貴行投手（３３）を獲得することを明らかにした。来週中にも正式契約する。１年契約で、年俸は１２００万円プラス出来高払い。同投手は１９９９年に１４勝１敗で最高勝率のタイトルを獲得。横浜では工藤が抜けた後の貴重な左腕の中継ぎとなりそうだ。また、交換トレードでロッテから移籍した清水の背番号が「１７」に決まった。