加地次期社長 横浜再建へ第1弾は遼くん招へい

[ 2009年9月21日 06:00 ]

横浜の次期球団社長に就任する加地隆雄氏

 横浜の新球団社長に就任することが明らかになった番組製作会社会長の加地隆雄氏(69)が20日、横浜市内でスポニチ本紙の取材に応じ、チーム改革の“第1弾”としてプロゴルファーの石川遼(18=パナソニック)を来春キャンプに特別講師として招へいするプランを示した。

 前職の電通時代に横浜の親会社TBSの看板番組「水戸黄門」の制作に携わった同氏は「石川選手の謙虚さ、感謝の気持ちには見習うところがある。(日程面の調整など)難しいかもしれないが、電通時代の人脈も使って何とか招きたい」と話し、来春キャンプでまずはナインに“遼イズム”を浸透させたい意向を示した。さらに、「ベイスターズは横浜のシンボル。球場をファンでいっぱいにして最低限CS争いを」と地元出身のスター候補の発掘、関内駅前から横浜スタジアムにかけてアトラクションを設置する構想も披露した。
 また、来季の監督人事に関しては「選手時代に華がある人では、下位から立て直さなければならない今は厳しい。(指導者として)実績、実力がある人がいいのでは」との持論を展開した。同氏の社長就任は、25日の取締役会、10月初旬の臨時株主総会を経て正式に決定される。

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2009年9月21日のニュース