マジック消えても余裕の原監督「いい形で9月に」

[ 2009年8月31日 00:33 ]

 【巨人1―3阪神】下柳の老練な投球にかわされ、アッチソンと藤川の力強い球にねじ伏せられた。原監督は「攻撃が淡泊だった。つながらなかった」と素直に敗北を受け入れた。

 1回、中前打を放った坂本が、次打者の時に飛び出して盗塁死。その後に連打が出るというチグハグさ。5、6回につくった好機も生かせなかった。結局は相手の失策からつかんだ好機に、脇谷の内野ゴロで1点を奪うのがやっとだった。
 阪神戦は4カード続けて負け越しとなった。首位を快走する巨人でも「伝統の一戦」となれば、地に足をつけた戦いができなくなるのだろうか。27日に点灯させた優勝マジックも消滅した。
 とはいえ、2位の中日とのゲーム差は4。ペナント奪取に向けて優位に立っていることに変わりはない。原監督は「いい形で9月に入れる」と自信をみせた。

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2009年8月31日のニュース