プロ9年目藤田が初セーブ!お見事火消し

[ 2009年8月13日 06:00 ]

<ロ・西>セーブをあげた藤田 太陽(左)は捕手・細川亨と喜び合う
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 【西武5―3ロッテ】西武の藤田がプロ9年目で初セーブを挙げた。記念すべきウイニングボールは、勝利後の三塁ベンチ内で片岡に手渡した。「ヤス(片岡)のお母さんが誕生日だったんであげました。抑えられてよかったです」。

 延長12回、2点をリードしたその裏から登板。2死から代打・橋本将に右越え二塁打を浴びたが、冷静だった。続くバーナムJrを130キロチェンジアップで一ゴロに仕留めると、硬い表情がようやくほころんだ。「いつも通り緊張しましたね」とホッと胸をなで下ろした。
 7月に阪神からトレードで移籍。所沢で単身赴任のため、阪神時代に比べ5キロもやせた。慣れない生活に心労は絶えないが、今やチームには欠かせない存在となっている。渡辺監督も「12回は予定通り、(藤田)太陽で行くつもりだった。よく抑えてくれたね」と見事な火消しに目を細めていた。

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2009年8月13日のニュース