上原が緊急降板!古傷抱える左太腿裏つった

[ 2009年5月25日 06:00 ]

<ナショナルズ・オリオールズ>3回2死一、二塁、ナショナルズ・ダンに一塁内野安打を打たれた上原浩治

 【オリオールズ2―1ナショナルズ】オリオールズの上原がナショナルズ戦に先発したが、3回を3安打無失点に抑えたところで緊急降板した。トレンブリー監督は「暑さで脱水症状になり、足がつったようだ」と説明。左太腿裏に違和感が出たもので、上原は「投げようと思えば投げられたが、これ以上は怖い。(故障して)1カ月休むのが嫌だった」と大事をとっての降板を強調した。

 日中から日差しが強く、午後7時すぎの試合開始時で気温28度。加えてここ数日は花粉症に悩まされ、体調も万全ではなかった。「練習中から暑くて、汗をかきすぎて、体がだるかった」と上原。3回2死一、二塁ではダンの一塁への打球で一塁カバーに入ることも控えた。3回表にメジャーで初めて打席に立ち、四球で走者に残った影響も否定できない。
 上原は「キャンプ(で痛めた時)よりは悪くない。2、3日で動けると思う」と復帰まで15日間を要した3月の故障より軽傷を強調した。だが、左太腿裏は巨人時代からの古傷。次回28日のタイガース戦回避どころか、今後の状態次第では、故障者リスト(DL)入りの可能性もある。

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2009年5月25日のニュース