金本弾で7カード連続勝ち越し決めた!

[ 2008年4月21日 06:00 ]

<ヤ・神>1回表2死二塁、金本は左越えに先制の2点本塁打を放つ

 【阪神4-2ヤクルト】阪神・金本のバットが球団初の開幕7カード連続勝ち越しを決めた。初回2死二塁から増渕の145キロ速球を左翼ポール際に先制2ラン。4月5日の巨人戦(東京ドーム)以来、自身そしてチームにとっても11試合ぶりの本塁打となり「きのうは真っすぐに力負けしたから真っすぐに負けないように。それだけを考えていた」としてやったりだ。7回にも右前適時打でダメ押し。頼れるアニキは22日から2位・中日との3連戦であと2本に迫った自らの通算400号と、リーグ新記録の開幕8カード連続勝ち越しに挑む。

 ≪球児 球団タイ10試合連続S≫阪神の藤川が圧巻の3者連続三振で93年の田村勤が達成した球団記録の10試合連続セーブに肩を並べた。2点リードの9回から登板。城石、福地をともにフォークで仕留めると、代打の宮出は150キロの直球でバットにかすらせもしなかった。首脳陣がセーブの付く場面でしか起用しない方針を決めたため、13日の横浜戦から実に1週間ぶりの登板。それでも危なげない投球を見せ「抑えられて良かった」と話した。開幕からの連続セーブ記録は93年、大野豊(広島)の12試合。死角が見当たらない藤川が記録へと突き進む。

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2008年4月21日のニュース