【リーグワン】横浜 最大25点差ひっくり返した! 田村優が逆転PG決め暫定4位浮上

[ 2024年3月23日 19:45 ]

ラグビーリーグワン1部第11節   横浜37―35東京SG ( 2024年3月23日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<東京SG・横浜>後半、横浜・ハラシリ(20)がトライを決める(撮影・村上 大輔)
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 2試合が行われ、横浜が37―35で東京SGを逆転で下し暫定4位に浮上した。前半5トライを奪われながら、後半3トライを奪い、最後はプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に輝いたSO田村優(35)が逆転のペナルティーゴール(PG)を決め、最大25点差をひっくり返した。静岡はトヨタに24―8で快勝した。

 34―35の後半43分。決めれば逆転の場面で横浜のキッカー田村は笑っていた。「こういうところでくるか、と。狙うしかなかった」。敵陣22メートル付近の右サイドでの角度のない位置から大逆転劇を完結させるPGを成功させると、仲間に抱き上げられながら大絶叫した。

 この日は3PGを含む7本のキックを成功させるなど大逆転劇の立役者に。沢木敬介監督も「ワールド杯のプレッシャーの中でもやってきた選手。それに比べたら普通の練習と同じぐらいの感覚じゃないですか」と最後のPGシーンを振り返った。

 前節・東京ベイ戦では最大18点差をひっくり返され逆転負け。田村は「悔しい敗戦だった」と振り返りながら「みんなが自身を持つきっかけになったと思うし、次につながる試合。最低限トップ4に入れるようにやっていくだけ」と目標のプレーオフ進出に向け気を引き締めた。

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