【競泳】塩浦慎理 3大会連続五輪切符ならず…妻・おのののか見守る中 現役続行へ意欲「まだ速くなれる」

[ 2024年3月23日 20:19 ]

競泳国際大会代表選考会第7日 ( 2024年3月23日    東京アクアティクスセンター )

<競泳パリ五輪代表選考会第6日目>男子50メートル自由形予選、予選を通過した塩浦慎理(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 男子50メートル自由形決勝で塩浦慎理(32=イトマン東進)は22秒17で1着も派遣標準記録21秒82を突破できず、パリ五輪代表権獲得はならなかった。

 後半あと一歩伸びず、「すごく悔しいですけど…この会場で泳げて良かったです」と言葉を絞り出した。「とてもトレーニングも充実していたと思うし、タイムも狙えると思っていたので、残念ですね」と無念そうに振り返った。

 「まだ現役を続けられるのであれば続けたい。フィジカル的な限界はまだ来てないと思っている。まだ速くなれると思う」と現役続行に意欲を見せた。

 予選では22秒35の全体1位で準決勝に進出。今大会は100メートル自由形を回避し、この種目だけに集中。スタート練習に時間を割くなど、50メートルに特化したトレーニングを積んできた。

 決勝に向け、「50メートルに絞ることは1年半前ぐらいから決めていた。今大会でベストまで狙っていきたい」と自身の持つ日本記録21秒67の更新も視野に入れていた。

 会場ではタレントで妻・おのののかも見守った。2歳の長女は今大会、テレビ中継で池江璃花子の泳ぐ姿を見て「パパみたいだね」と言っていたという。娘に水泳選手と認識されるまで第一線で活躍することを目標に掲げていた。

 また、今後に向けては「まだ現役続けられるのであれば続けたい。フィジカル的な限界はまだ来てないと思っている。まだ速くなれると思う」と現役続行の意志を見せていた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月23日のニュース