富永啓生 4本の3P含む23得点!前半終了間際にビッグプレー、ネブラスカ大はカンファレンスT4強入り

[ 2024年3月16日 12:18 ]

3Pを決めて雄叫びをあげるネブラスカ大の富永(ロイター)

 男子バスケットボール全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン1・ネブラスカ大に所属する日本代表の富永啓生(23)は現地時間15日(日本時間16日)に行われたビッグテン・カンファレンス・トーナメント準々決勝でインディアナ大と対戦。4本の3ポイント(P)シュートを含む23得点の大活躍。チームは93ー66で勝利してベスト4進出を決めた。

 ビッグテン・カンファレンス・トーナメントとは、NCAAトーナメントの前に、NCAA最終トーナメントである各カンファレンスがそれぞれのカンファレンス・トーナメントを開催し、その優勝チームは自動的にNCAAトーナメントの出場権を手にする。

 ネブラスカ大は全体成績22勝9敗のカンファレンス3位で2回戦まで免除されて準々決勝からの出場となった。

 準々決勝はレギュラーシーズンで2戦2勝と相性の良いインディアナ大と対戦した。20分ハーフの前後半で行われる試合で、前半から富永はエンジン全開。残り3分から連続3Pシュートを決めるなど躍動した。

 圧巻だったのは前半終了間際の残り4秒。1対1から右ウイング付近からステップバックのディープスリーを決めると会場は大盛り上がりとなった。前半は4本の3Pシュートを含む18得点をマークした。

 後半もスタートから出場も得点を挙げられず残り14分25秒にベンチに下がった。残り11分14秒から再びコートに立つと、右コーナー付近での1対1からステップバックのジャンプシュートを決めて後半初得点。その後フリースローを1本決めると、残り6分57秒にはドライブインからタフなレイアップシュートを決めた。その後、残り6分31秒でベンチに下がったが、チームの勝利に大きく貢献した。

 富永は27分出場して23得点5アシスト3リバウンドをマーク。3Pは7本試投で4本成功した。

 4強入りを決めたネブラスカ大は、現地時間16日(日本時間17日)の準決勝でカンファレンス2位のイリノイ大と対戦。もし準決勝で敗れてしまっても、ビッグテン・カンファレンスのレベルの高さやネブラスカ大が強豪校にも勝利している成績などが評価されて、選考によってNCAAトーナメントに出場できる可能性を残す。

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