阿武咲 全勝の大の里に土をつける 立ち合い負けも回り込んで左すくい投げ 自身は連勝で2敗キープ

[ 2024年3月16日 19:24 ]

大相撲春場所7日目 ( 2024年3月16日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲7日目>大の里を掬い投げで破る阿武咲(撮影・井垣 忠夫)
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 東前頭8枚目の阿武咲(27=阿武松部屋)が全勝の西前頭5枚目の大の里(23=二所ノ関部屋)をすくい投げで下し、初黒星を付けると共に自身は2敗を守った。

 立ち合い負けして押し込まれたが、左へ回り込んで左を差す。さらに回り込みながら体を入れ替えて左差し手を返しながら出た。「最初、全然入らなかった。最終的に左が入って返せたので。でも危なかった」。動きでカバーしての辛勝だった。

 不戦勝だった5日目以外、立ち合いから圧倒する大の里の土俵に警戒感を抱いてきた。

 「みんな車道(シャミチ)で持って行かれていたので。落ち着いて行けてよかった」。2日目からの8連勝で1年ぶりに2ケタ10勝した、初場所の勢いを持続している。

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