【ラグビーW杯】サモアは3大会連続の日本戦黒星 15年、19年に続き三たびカードで自滅

[ 2023年9月29日 07:08 ]

ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   サモア22―28日本 ( 2023年9月28日    トゥールーズ )

<日本・サモア>日本に競り負け膝をつき悔しがるサモア代表ダニー・トアラ(AP)
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 世界ランキング12位のサモアは同13位の日本に22―28で惜敗。7点差以内の敗戦でボーナスポイント1を獲得したものの、W杯では3大会連続で日本に敗れ、決勝トーナメント進出の可能性が遠のいた。

 サモアは規律の乱れが仇となり、三たび日本に敗れた。前半31分にSHタウマテイネがイエローカードで10分間の一時的退場に。8―17で折り返した後半6分には、WTBのB・ラムが危険なタックルでイエロー。B・ラムは肩がラブスカフニの頭部に直撃する悪質なプレーで、バンカーシステム(映像検証)によってレッドカードに格上げされ、残り30分以上を14人で戦う数的不利に見舞われた。

 15年大会は5―26、19年大会は19―38で敗れていたが、今大会は22―28と3大会の中では最も接戦を繰り広げた。それだけに2枚のカード、日本の10回を上回るペナルティー12回は重く響き、マプスア監督も「規律は懸念材料。技術的に正しくやらないといけない。そうしないと、こういう形になる」と肩を落とした。

 実は15年大会の対戦時はイエローカード3枚、19年大会の対戦時もイエロー1枚が出て、結果的に日本に敗れていたサモア。3度目の正直を期したが、三たびカードで自滅した。

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