柔道・高市未来「勝ちきれるように準備」パリ五輪最終選考会へ決意　杭州アジア大会Vから帰国

杭州アジア大会で金メダルを獲得し、成田空港に帰国した高市未来
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　杭州アジア大会（中国）の柔道日本代表が28日、成田空港に帰国。女子63キロ級で金メダルを獲得した高市未来（コマツ）は「内容には反省点も多いが、優勝できてほっとしている」と振り返った。

　同階級のパリ五輪代表争いは高市と22年世界女王の堀川恵（パーク24）の一騎打ちとなっており、最終選考会となる12月のグランドスラム東京大会の成績上位者が代表になる公算が高い。一方、アジア大会は選考会対象ではなかったが、「（その分）思い切りできた。何度か投げられそうになったり、ポイントを取られたのは課題」と収穫を得たようだった。

　3大会連続の五輪が懸かる大一番まで、残り2カ月半。悲願の五輪メダル獲得への第一関門へ、「特に変わったことはしない。いいパフォーマンスを出せるように調整する。どんな状況が来ても勝ちきれるように準備したい」と決意を新たにした。