【アジア大会】女子ケイリン・佐藤水菜 24歳初の金 パリに期待膨らむ

[ 2023年9月28日 04:50 ]

杭州アジア大会第5日 ( 2023年9月27日    中国・杭州 )

女子ケイリンで優勝した佐藤水菜(手前)=杭州(共同)
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 自転車の女子ケイリンで24歳の佐藤水菜(日本競輪選手会)が初の金メダルを手にした。4000メートル団体追い抜きの日本は男女とも決勝で中国を下し、男子(松田、窪木、橋本、児島)は90年北京大会以来の優勝で、女子(梶原、池田、内野、垣田)は初めて頂点に立った。

 白熱した女子ケイリン決勝で一番にゴールすると、24歳のエース佐藤はガッツポーズをして喜びを爆発させた。1回戦から危なげなく勝ち上がり、決勝では地元中国選手との接戦に勝って金メダル。世界で実績を積んだ実力を示し「勝ちたいという気持ちで挑めた」と白い歯を見せた。

 2018年に競輪デビューを果たし、21年の世界選手権で同種目の女子日本勢で初の銀メダルを獲得。日本発祥の種目で、女子は12年ロンドン五輪から採用されているが、日本選手の出場は東京大会のみ。パリ五輪への期待が膨らむ逸材は「メダルが難しいことは分かっている。一歩ずつ目の前のことをしっかりとクリアしていきたい」と意気込んだ。

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