【ラグビーW杯】出るか“スーパートライ” 日本代表あす29日早朝にサモアと対戦

[ 2023年9月28日 17:17 ]

ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   日本―サモア ( 2023年9月28日    トゥールーズ )

<日本代表練習>ダッシュをする日本代表(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 世界ランキング13位の日本は日本時間29日午前4時、1次リーグ第3戦で同12位のサモアと対戦する。2大会連続の決勝トーナメントへ、負ければ自力進出の可能性がなくなる重要な一戦。過去の通算対戦成績は日本の5勝12敗。W杯では3大会連続4度目の対戦となり、日本が2勝1敗と勝ち越している。

 激戦必至の試合を前に、過去のW杯での対戦を振り返る。

 【99年ウェールズ大会】9●43(10月3日、レクサム)

 No・8ジョセフ(現日本代表ヘッドコーチ)、プロップ長谷川(同コーチ)、WTB大畑らを擁して大会初戦として臨んだ日本だが、相手のパワーに気圧されて5トライを許し完敗。得点はSO広瀬の3PGのみで、ノートライに終わったのは第1回大会から通算10試合目で初の屈辱となった。

 【15年イングランド大会】26○5(10月3日、ミルトンキーンズ)

 相手の規律の乱れにつけ込んだ日本は前半7分にFB五郎丸のPGで先制すると、同23分にはゴール前ペナルティーでスクラムを選択して認定トライ。前半終了間際には右端でパスをもらったWTB山田が、相手の巨漢WTBのタックルに体を反時計回りに1回転してかわし、右隅に飛び込む忍者トライ。失点も1トライに抑え快勝した。

 【19年日本大会】38○19(10月5日、豊田スタジアム)

 序盤からSO田村のPG、CTBラファエレらのトライでリード。7点差の後半35分にはWTB福岡のトライで勝利をほぼ手中にすると、同ロスタイムにはゴール前マイボールスクラムからWTB松島がディフェンスラインの間隙を突いてダメ押し。計4トライでボーナスポイントも獲得し、史上初の8強入りに大きく前進した。

続きを表示

この記事のフォト

スポーツの2023年9月28日のニュース