羽生結弦、熱く激しく21年締め「絶対に勝ちたい」五輪3連覇狙う22年へ

[ 2021年12月27日 17:50 ]

<メダリスト・オン・アイス2021>演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート全日本選手権の上位選手らによるエキシビション「メダリスト・オン・アイス」が27日、さいたまスーパーアリーナで行われ、男子で2年連続6度目の優勝を飾り、22年北京五輪代表に決まった羽生結弦(ANA)が、「レット・ミー・エンターテイン・ユー」を舞った。

 昨季SPで使用したロックを新衣装で熱く激しく演じ、4回転トーループなどを跳んだ。「カモンカモンカモンカモン」の歌声とともに、会場のボルテージは最高潮に。アンコールでは今季SP「序奏とロンド・カプリチオーソ」のステップからフィニッシュを披露した。

 五輪は14年ソチ、18年平昌と連覇。22年北京では1920、24、28年を制したギリス・グラフストローム(スウェーデン)以来となる94年ぶりの3連覇が懸かる。「強く決意を持って、絶対に勝ちたい」と闘志を高めている。

 26日のフリー「天と地と」で初めて挑んだクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は、回転不足の判定だった。「4回転半をしっかりGOEプラスでつけられる構成にしたい」。超大技を決めて、頂への道を切り開く。

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