三浦佳生は165・28点 「放心状態」のSPから巻き返して涙 全日本ジュニア選手権男子フリー

[ 2021年11月21日 14:00 ]

フィギュアスケート全日本ジュニア選手権最終日 ( 2021年11月21日    愛知・名古屋市ガイシプラザ )

<全日本ジュニアフィギュアスケート男子フリー>演技を終え吠える三浦佳生(撮影・長久保 豊)
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 男子フリーが行われ、SP7位の三浦佳生(目黒日大高)は165・28点をマークし、合計229・28点で演技後は歓喜の涙をこぼした。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半)に始まり、4回転サルコー、4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプなどを着氷。後半の4回転トーループでは転倒したが、それ以外は大きなミスなく演じきり、得点を見た直後は歓喜の涙がこぼれた。

 「不安は大きかったけど、凄いホッとしている気持ちとうれしさでいっぱいです。フリーでは、よく穴をチェックして臨みました」

 前日のSPでは、アクセルジャンプを跳ぶ際にリンクの穴にはまって回転が抜けた。スコアは64・00点にとどまり「放心状態です」と話していた中、フリーで意地の演技を披露した。

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