照ノ富士が明治神宮で横綱土俵入り初披露「みんなに元気を与えていきたい」

[ 2021年8月25日 05:30 ]

奉納土俵入りで不知火型を披露する横綱照ノ富士。太刀持ちは宝富士(代表撮影)
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 大相撲の第73代横綱に昇進した照ノ富士(29=伊勢ケ浜部屋)が24日、東京・明治神宮で奉納土俵入りを行った。新型コロナウイルスの感染拡大で一般参拝客が入れない社殿内で実施された。

 照ノ富士はせり上がりで両腕を左右に広げ、攻めの姿勢を表現する不知火型を披露。「ちゃんとできたかなと思う。責任感を持って頑張っていかないといけない」と語った。太刀持ちに宝富士、露払いに照強を従え、三つぞろいの化粧まわしは師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)の現役時代のものを締めた。

 通常の奉納土俵入りは昇進伝達式2日後に行うが、感染拡大を考慮して延期。「こうやって土俵入りができたことを感謝し、ちょっとずつみんなに元気を与えていきたいなと思う」と話した。土俵入り前には横綱推挙式も行われ、八角理事長(元横綱・北勝海)から推挙状と7月27日の「綱打ち」で完成した新しい横綱が手渡された。

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