大橋悠依 五輪2冠も生活変わらず「普通に過ごしています」

[ 2021年8月25日 14:06 ]

東京五輪で2冠を獲得した大橋悠依
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 東京五輪の200メートルと400メートルの個人メドレーで2冠を達成した大橋悠依(25=イトマン東進)が25日、国際リーグ(26日開幕、ナポリ)のレギュラーシーズンに出場するため、羽田空港から渡欧した。北島康介氏(38)がGMを務める東京フロッグキングスの一員として参戦。東京五輪後は1週間のオフを取り、その後は2、3日に1回のペースで練習を積んできた。

 夏季五輪で日本女子史上初の2冠を達成したが「そんなにすごいことをした実感はない。生活も変わっていないし普通に過ごしています。実感が何なのかよく分からないが、自分の中身が変わったかというと、そんなに変わっていないと思います」と強調。「金メダルは普通にケースに入れて(部屋の)床に置いてきました」と明かし「東京五輪までは400メートルばかり練習してきたが、200メートルへの意欲もある。視点を変えていければ、これからまた伸びることもあると思います」と更なる成長に意欲を見せた。

 東京五輪限りでの現役引退が判明したチームメートの萩野公介(27=ブリヂストン)にも言及。「まだ正式発表ではないので、私の口からあまり言うことはしたくない」とした上で「長く一緒に練習をさせてもらった。過程を含めて見させてもらって、最後のレースは素晴しいと感じました。過程を見てるからこそ、ああいうすっきりしたレースをやってくれたのですごく良かったなと思います」と語った。

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2021年8月25日のニュース