再来日のIOCバッハ会長がゴールボール観戦 記念撮影頼まれご満悦

[ 2021年8月25日 16:50 ]

<ゴールボール 女子 日本・トルコ>試合が終わり、ゴールボール女子日本代表に拍手するバッハ会長(中央左)と山下会長(右)(撮影・木村 揚輔)
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 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が25日、千葉・幕張メッセで行われた東京パラリンピック・ゴールボール女子の日本―トルコ戦を客席から観戦した。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長らとハーフタイムに現地に到着。マスク姿で時折、山下会長と話しながら試合を見つめ、試合後に日本チームが会場に向かって一礼すると、席から拍手を送った。その後は、関係者に頼まれて記念撮影を行うなど満喫していた。

 バッハ会長は国際パラリンピック委員会(IPC)の招待で開会式に出席するために23日に来日。五輪やパラの大会関係者には新型コロナウイルス感染防止策として入国後3日間の隔離措置が求められるが、バッハ会長は隔離なしで活動している。

 バッハ会長の行動については東京五輪時に緊急事態宣言下にもかかわらず銀座を散策するなど問題視されており、この日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が再来日を批判。それでも、当の本人には、全く響いていない様子だった。

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