羽生結弦「冬の五輪を考えている場合じゃない」コロナ禍で北京への思い「シャットダウン」

[ 2020年12月26日 23:41 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第2日 ( 2020年12月26日    長野市ビッグハット )

<全日本フィギュアスケート選手権第2日>男子フリー、優勝し笑顔でファンに手を振る羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 男子で14年ソチ、18年平昌と五輪連覇中の羽生結弦(ANA)が、出場すれば3連覇が懸かる22年北京五輪について、「東京五輪ができていない今の状況で、冬の五輪のことを考えている場合じゃないというのが個人の意見」と話した。

 新型コロナウイルスの影響で東京五輪は1年延期となり、今なおウイルスの猛威は収まらず、来夏の開催に向けても悲観的な意見は多い。「五輪は僕にとっては競技の最終目標。それだけを考えるのであれば五輪を開催してもらいたいというのはありますし、そこに出て優勝したい気持ちも、もちろんあります。ただ、その背景に東京五輪すら開催されない現実が今あって、延期しても、それもホントにどうなるか分からない」とし、「僕が出る出ないとか、それまで現役続けるのか続けないのかとかそういう感じじゃなくて、そもそも、そこに向けてはシャットダウンしているイメージが強いです」と説明した。

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月26日のニュース