村元・高橋組、自己ベストで2位発進 村元「やっば~」から「満足いく演技」

[ 2020年12月26日 16:33 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2020年12月26日    長野市ビッグハット )

<全日本フィギュアスケート選手権第2日>アイスダンスRD、演技をする村元哉中・高橋大輔組(撮影・小海途 良幹)
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 アイスダンスのリズムダンスが行われ、村元哉中・高橋大輔(ともに関大KFSC)組は67・83点で2位発進した。

 午前の公式練習で、足がもつれて転倒。高橋の全体重が村元の左脚にかかる状態となった。「振り向いたら、哉中ちゃんがうずくまっていた。ホントにやばいと思った」と高橋。村元も「やっば~と思った」と振り返った。

 演技直前の5分間練習を終え、出場を最終的に決断。映画「マスク」を演じきると、熱い抱擁をかわした。スコアはカップル初戦だった11月のGPシリーズ・NHK杯の64・15点を超える自己ベスト。村元が「アクシデントがあって、どうなるかと思った状況だったけど、ミスなく満足いく演技ができた」と言えば、高橋も「NHK杯と比べても、良くなったと感じた。得点に表れてうれしかった」と振り返った。

 首位の小松原美里・小松原尊(倉敷FSC)組と3・91点差で27日のフリーダンスを迎える。左脚の状態は気がかりだが、「ケアをして滑れる状況に持っていけるように整えたい」と村元。高橋も「滑れたら全力を尽くしたい。その準備をしたい」と気合を入れた。

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