海老沼匡らパーク24所属の3選手が欠場 所属チーム内で新型コロナ陽性者 柔道全日本選手権

[ 2020年12月26日 09:32 ]

全日本選手権が行われる東京・講道館の大道場
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 全日本柔道連盟は26日、きょう東京・講道館で8カ月遅れで開催される全日本選手権に出場予定だった海老沼匡(30)、長沢憲大(27)、小川雄勢(24=いずれもパーク24)の3選手が、同所属内から新型コロナウイルス陽性者が出たため、欠場すると発表した。同連盟は欠場理由を「新型コロナウイルス陽性者が出たため、チームとして出場しないとの判断」と説明。陽性者の個人名は非公表としている。

 一方、パーク24の担当者は「感染した選手は他の選手に申し訳ないという気持ちが強く、精神的な面を考え、当社として選手名などは非公表にしています」と回答。出場予定だった3選手か、それ以外の選手かは明言を避けたが、所属選手から陽性者が出たことを明かした。

 パーク24柔道部は実業団の強豪で、東京都目黒区に道場を構える。今大会にはエントリーしていないが、男子60キロ級の高藤直寿(27)、同66キロ級の阿部一二三(23)、女子48キロ級の渡名喜風南(25)と3人の東京五輪代表が所属しており、92年バルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦氏(51)が総監督を務めている。

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2020年12月26日のニュース