紀平梨花2連覇へ4回転サルコー成功 フリー投入は「SPノーミスで感覚がよければ」

[ 2020年12月24日 16:36 ]

<全日本フィギュアスケート選手権公式練習>公式練習に臨む紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート全日本選手権の開幕を25日に控え、女子で昨年女王の紀平梨花(トヨタ自動車)が24日、長野市ビッグハットの公式練習で調整した。「滑りやすくて徐々に感覚はつかめました」と話した。

 スイスでステファン・ランビエル氏の指導を受け、スケーティング技術が向上したという。ショートプログラム「The Fire Within」の曲かけでは2回転半、フリップ―トーループの連続3回転、両手上げの3回転ルッツを着氷。その後は代名詞の3回転半ジャンプの感触を確かめ、3度着氷。最後にはフリーで投入する可能性がある4回転サルコーを決めた。

 アクセルの回転が抜ける場面が目立ち「思ったよりも合わなかったので、明日の朝練でも整えたい」と強調。「あとのジャンプはそこまで悪くなかった」と手応えも語った。

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