昨年覇者・桜花学園、初戦146点大勝 女子チーム最多得点更新

[ 2020年12月24日 05:30 ]

第3クオーター、プレーする桜花学園・横山(左)(JBA提供)
Photo By 共同

 バスケットボールの全国高校選手権第1日は東京体育館などで男女各60チームが出場して開幕し、女子1回戦で昨年覇者の桜花学園(愛知)が初出場の松徳学院(島根)に146―30で大勝した。16年に桜花学園が倉吉北(鳥取)戦で記録した139点を上回り、女子チームの最多得点記録を更新。2年連続23回目の頂点へ好発進した。

 桜花学園のナイジェリア人留学生アマカが前半だけの出場で40得点12リバウンドを記録。後半は主力を温存して控えメンバーで戦ったが、得点ペースは落ちなかった。東海ブロック枠での推薦出場のため、県予選は不出場。高校生との公式戦は2月16日の東海新人大会以来約10カ月ぶりだったが、試合勘の不安を一蹴した。就任35年目の井上監督は試合途中に150点の目標を設定。江村主将は「達成できなかったのはディフェンスの甘さが出たから。そこが反省点」と語った。

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