松友 混合カネマツで快勝、タカマツ解消後初実戦 パリ五輪へ再出発

[ 2020年12月24日 05:30 ]

バドミントン 全日本総合選手権第2日 混合ダブルス1回戦   金子・松友(日本ユニシス)2―0山沢・山口(法政大)  ( 2020年12月23日    東京・町田市立総合体育館 )

混合ダブルス1回戦でプレーする金子(上)、松友組
Photo By 代表撮影

 混合ダブルスに専念した女子ダブルス16年リオデジャネイロ五輪金メダルの松友美佐紀(28=日本 ユニシス)も後輩の金子祐樹(26=同)と組み、初戦を突破した。

 タカマツペア解消から4カ月、混合ダブルス一本に絞った松友が再出発を果たした。

 大学生ペアに苦戦しながらストレート勝ち。第1ゲームは先行されて22―20と冷や汗をかいたが、第2ゲームでは5―9から松友が11連続得点で逆転。松友は「最初は緊張していたが、段々よくなった」と苦笑いで振り返り、金子は「終盤は競って逆転できた。明日以降につながる」と前向きに捉えた。

 リオ五輪でともに戦った高橋礼華さんが8月に引退し、松友は混合に特化した練習を積んできた。所属する日本ユニシスには混合で東京五輪出場を確実にしている後輩の渡辺、東野組もおり「男子選手が入るのでスピードも速いし、改めて相手との勝負の駆け引きを感じている」と松友。今大会前には高橋さんから「頑張ってね」と激励されたという。

 元々コンビを組んでいた金子とはお互い名字で呼び合い、世界選手権などにも出場している実力派ペアだ。今大会で狙うのは、上位進出での日本代表入りと初優勝。24年パリ五輪を目指す“カネマツ”ペアとして好発進し、松友は「応援していただけたらうれしいです!」と笑った。

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2020年12月24日のニュース