トランポリン世界女王の森ひかる 大吉で五輪イヤー好発進

[ 2020年1月4日 15:26 ]

<トランポリン女子日本代表・公開練習>ダイナミックな演技を見せる森(撮影・吉田 剛)
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 19年トランポリン世界選手権の女子個人で金メダルを獲得し、東京五輪代表に決定している森ひかる(金沢学院大ク)が4日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで取材に応じた。

 友人との年越しで勝負の五輪イヤーがスタートしたが、20歳の世界女王は自然体だ。昨年は世界選手権で五輪の出場枠が懸かっていたこともあり、「(19年に)なったなあ」と実感を伴う19年の年明けだったが、今年は「あ、(20年に)なったんだな、くらいの感じでした」と笑う。

 友人に誘われ、「めっちゃ久しぶり。覚えていないくらい」と言う初詣にも行った。おみくじを引く際には「私を引いてくれって言ってきたんですよ!」と森に訴えてかけてきた1枚を選んだ。結果は大吉で「よっしゃーと思った。“願いはかなう”みたいなことが書いていました」と新年の好スタートを決めた。

 もちろん、目標は東京五輪の表彰台。五輪でのメダルは日本トランポリン界の悲願だ。「メダルを取るのは難しいと思うけど、誰かが壁を破らないといけない。この先もずっとトランポリンを有名にしていけるように頑張りたい」と夢舞台での活躍を誓った。

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