八村 故障後初めて試合観戦 足を引きずりコートへ

[ 2020年1月4日 11:08 ]

ホームゲームに姿を見せた八村(撮影・杉浦大介通信員)
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 鼠径(そけい)部の負傷で戦列を離れているNBAウィザーズの八村塁(21)が3日、地元ワシントンDCで行われたトレイルブレーザーズ戦で、故障後初めて試合に姿を見せた。試合開始直前、少し足を引きずりながらコートに現れ、ベンチ前でチームメートや関係者と握手とハグを交わし、そのままベンチに座って試合を観戦。家族もゴール横の最前列で試合を観戦した。

 試合前にはスコット・ブルックス監督が八村に関しコメントした。

 ――八村のアップデートは?

 「塁について良いニュースがある。今日、会えるだろう。電話とメールで連絡した。今日のゲーム中、ベンチからチームを見守るかもしれない。彼に会えるのはみんなにとって良いこと。トミー(シェパードGM)と私が何日か前に、彼の家で会った。塁のことがみんな大好きだ。素晴らしい好青年で、私たちにとって重要な存在。私も私のスタッフも凄く楽しみにしている。チームにとっていい刺激になる」

 「(ルーキーで離脱しなければいけないのは)辛いことだが、どうにもならないこともある。私たちは可能な限りケアしていて、彼はすぐに反応してくれる。彼はいつもそうしてくれる。家族も来ている。(ケガによって)成長すべき時間を失ってしまうのは辛いこと。長期視野ではそうでもないのかもしれないが、ルーキーイヤーに82戦のうち多くの割合のゲームを欠場しなければならない(のは辛いこと)。ただ、まだ多くのゲームが残っているし、なるべく早く戻ってきてほしい」

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