阿部詩、丸山が敗れ東京五輪切符はお預け 阿部一が優勝

[ 2019年11月22日 19:55 ]

男子66キロ級決勝 延長で丸山城志郎(右)から技ありを奪い、優勝した阿部一二三
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 柔道のグランドスラム大阪大会第1日は22日、丸善インテックアリーナ大阪で男女計5階級が行われ、女子52キロ級で世界選手権2連覇の阿部詩(日体大)が決勝でアマンディーヌ・ブシャール(フランス)に延長の末、優勢で敗れた。

 男子66キロ級は昨年まで2年連続世界一の阿部一二三(日体大)が決勝で世界王者の丸山城志郎(ミキハウス)に延長で優勢勝ちし、2年ぶり4度目の優勝。今大会での阿部詩と丸山の東京五輪代表決定はなくなった。

 男子60キロ級は2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの高藤直寿(パーク24)が世界選手権3位の永山竜樹(了徳寺大職)に優勢勝ちし、2年ぶり5度目の優勝。 

 女子48キロ級は世界選手権2年連続2位の渡名喜風南(パーク24)が2連覇し、52キロ級から階級変更した角田夏実(了徳寺大職)は3位。57キロ級は玉置桃(三井住友海上)が初制覇し、世界選手権2位の芳田司(コマツ)は5位に終わった。

 男子66キロ級の相田勇司(国学院大)と西山祐貴(警視庁)、女子52キロ級の志々目愛(了徳寺大職)と前田千島(三井住友海上)が3位。

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