白鵬 綱打ちで決意新た「とても新鮮。平成最後の綱に思い出をつくらせてあげたい」

[ 2018年12月24日 17:56 ]

土俵入りをして感触を確かめ笑顔の白鵬(撮影・沢田 明徳)
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 大相撲の横綱・白鵬の新たな綱を作る「綱打ち」が24日、東京都墨田区の宮城野部屋で行われた。午前11時過ぎに部屋に登場した横綱は、初場所(来年1月13日初日、両国国技館)へ真新しい綱を締めて鏡の前で何度もチェックした。綱打ちは年3回の東京場所の前に行われ、今回の綱は初場所と春場所で使用する。自らの姿に満足そうな顔を見せ「とても新鮮。平成最後の綱に思い出をつくらせてあげたい」と活躍を誓った。

 11月の九州場所は、秋場所後に右膝などを手術した影響で休場したが、慎重に調整を進めた冬巡業終盤には相撲が取れるまで回復。先場所13勝を挙げて賜杯を抱いた小結・貴景勝は来場所は大関昇進を懸けて土俵に上がる。世代交代の壁になる第一人者は、栃ノ心、御嶽海に続いて22歳のホープを次なるスター候補として挙げたが、「いよいよ始まるんだという気持ち。緊張感を感じます」と復活を期す場所へ闘志をたぎらせた。

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