宮嶋 会心の滑り「自己ベスト」で前半27位、高橋は23位

[ 2018年2月16日 05:30 ]

平昌冬季五輪 男子スケルトン前半 ( 2018年2月15日 )

 男子2回戦を終え、引き揚げる宮嶋克幸
Photo By 共同

 30人が出場した男子は前半2回戦を終え、前回ソチ大会12位の高橋弘篤(フリー)は1回戦のミスが響き、合計1分43秒50で23位だった。初出場の宮嶋克幸(仙台大)は1回戦の20位から順位を落とし、1分43秒78で27位。世界ランキング1位で今季W杯5勝の尹誠彬(ユンソンビン 韓国)が2回戦とも最速タイムを記録し、1分40秒35で1位。16日に3、4回戦を実施。

 スケルトン男子で初五輪の22歳、宮嶋は1回戦で「このコースの自己ベスト」という会心の滑りを見せ、左手を力強く握った。2回戦は細かいミスでタイムを落としたが、納得の表情を浮かべた。肘を痛めて野球を諦め、中学3年で競技を始めた経歴を持つ。1月の世界ジュニア選手権で5位に入った有望株は「緊張よりも、わくわくする感じ。いい臨み方ができた」と今ある力を必死にぶつけた。

 ▼23位高橋弘篤 1回目で大きなミスをしてしまった。明日(16日)は死に物狂いでやる。

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2018年2月16日のニュース