田中刑事、五輪の雰囲気にのまれ転倒し出遅れ「緊張感に包まれました」

[ 2018年2月16日 13:32 ]

平昌冬季五輪 フィギュアスケート男子SP ( 2018年2月16日    韓国・江陵アイスアリーナ )

冒頭の4回転ジャンプで転倒する田中刑事(AP)
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 平昌五輪のフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)は16日、韓国・江陵アイスアリーナで行われ、五輪初出場の田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)が30人中22番目に登場。冒頭で転倒し、80・05点と出遅れた。

 12日の団体戦・フリーでは4回転サルコーを連続で失敗するなど精彩を欠いた田中。この日も冒頭の4回転サルコーで転倒してしまい、「オリンピックという雰囲気と緊張感に包まれました。(団体戦とは)全く違う雰囲気でした」と独特な五輪の雰囲気を振り返った。

 「どうしても最初のミスが悔しい部分だったので、引きずらないようにと思って…」と後半は立て直したが、自己ベストから10点近く低い80・05点に終わった。最後は「今日の失敗もしっかりと受け止めて、フリーでは4回転3つをしっかり決められるように。思い切った演技を見せられるようにしたい」と前を向いた。

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