宇野昌磨 自己最高に肉薄104・17点で3位 会心演技にガッツポーズも

[ 2018年2月16日 14:12 ]

<平昌五輪フィギュアスケート>ガッツポーズをする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 平昌五輪は16日、フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)が江陵アイスアリーナで行われ、昨年11月のNHK杯の公式練習中に右足首を負傷した羽生結弦(23=ANA)が同10月のロシア杯以来約4カ月ぶりに実戦復帰。すべてのジャンプを完ぺきに決め、世界最高得点でもある自己ベスト112・72点に迫る111・68点をマークした。

 羽生と並び金メダル候補の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は最後から3人目の28番滑走。昨年9月のロンバルディア杯でマークした104・87点の自己最高に迫る104・17点をマークし、羽生、ハビエル・フェルナンデス(26=スペイン)についで3位に入った。

 ビバルディ作曲「四季」の「冬」の旋律に乗って、のびのびと滑り切った。冒頭の4回転フリップを成功させると、続く4回転―3回転のトーループ、最後のトリプルアクセルも流れるように着氷。会心の内容に演技後は笑顔でガッツポーズ。

 9日の団体戦でのSPで自己最高に迫る高得点をマークして出場10選手中トップに。その後選手村を離れて1日2回計3回時間の練習を重ねて好調を維持してきた。羽生不在時は注目を一身に浴びたが、羽生が日本チームに加わったことでプレッシャーが激減。「視線をあまり感じないので凄くラクだなと思っています」と、程よい緊張感を持っての舞台となった。

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