錦織、復帰後初V王手!世界234位にストレート勝ちで決勝進出「日に日に良くなっている」

[ 2018年2月3日 07:33 ]

シングルス準決勝でガッツポーズする錦織圭
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 右手首のケガから5カ月ぶりの復帰を果たした男子テニスの錦織圭(28=日清食品)が2日(日本時間3日)、米テキサス州ダラスで行われたツアー下部大会のダラス・チャレンジャー準決勝で、世界234位の荘吉生(28=台湾)と対戦。6―4、6―4でストレート勝ちし、復帰2戦目での優勝に王手を懸けた。

 第1セット、最初のサービスゲームだった第2ゲームでいきなりブレークを許した錦織だったが、すぐに第3ゲームでブレークバック。第7ゲームをブレークしてリードしながら、第8ゲームでブレークされたが、第9ゲームで3度目のブレーク。6―4で押し切った。

 第2セットは互いにサービスゲームをキープして迎えた第7ゲームで、錦織がストローク戦を制して先にブレークに成功。そのまま押し切ってストレート勝ちを収め、決勝進出を決めた。

 錦織は昨年8月、右手首の故障を理由にマネジメント会社が年内全休を発表。今年1月23日のニューポート・チャレンジャー1回戦で実戦復帰した際にはデニス・ノビコフ(24=米国)に敗れたが、今大会1回戦での再戦でストレート勝ちを収め、リベンジを果たした。その後ティアス・バッヒンガー(30=ドイツ)、ドミニク・ケプファー(23=ドイツ)を下して順当に4強に進んでいた。

 ▼錦織圭の話 日に日にプレーは良くなっている。サーブだったり、フォアだったり、いいショットも出始めている。(決勝は)今日以上のプレーができないと勝てない相手。頑張りたい。

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