松山、大会3連覇へ5差発進 パーマー以来55年ぶり快挙に自信

[ 2018年2月3日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー フェニックス・オープン第1日 ( 2018年2月1日    米アリゾナ州スコッツデール TPCスコッツデール=7266ヤード、パー71 )

フェニックスOP第1R 7番でバーディーを狙う松山英樹
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 大会3連覇を狙う松山英樹(25=LEXUS)は左手首痛を抱えながら5バーディー、3ボギーの2アンダー、69で回って首位と5打差の29位とまずまずの位置につけた。7アンダー、64をマークしたビル・ハース(35=米国)がトップに立った。タイガー・ウッズ(42=米国)は出場していない。

 優勝した過去2年は、第1ラウンドを65で回った。比較すれば見劣りするが、69でまとめた松山は「ショットが不安な中でスタートしたけど、良かったと思う」と安どしていた。

 パー5で確実に伸ばした。前半の13番と15番は第2打をグリーン手前に運び、3番は2オンに成功した。パー4の5番と9番は1メートルに付けてバーディーを奪取。フェアウエーキープ率71・43%(5位)、パーオン率77・78%(13位)と高数値を残し「もっと悪いのを想像していたが、ショットもフェアウエーに行った」と満足げだ。

 以前にも負傷して長期間悩まされた左手首に痛みが出たが、乗り切った。14番でテーピングを施した。ホールアウト後20分間ロッカーで飯田トレーナーの治療を受けた。「痛いですよ。できればやめたい。でも痛いのを我慢して打つしかない」と気丈に語りラウンド後の練習も行った。

 アーノルド・パーマー以来55年ぶりの大会3連覇がかかる。左手首の状態は心配されるが、「今日のショットなら結構チャンスにつけられる」と追い上げに自信を見せた。

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2018年2月3日のニュース