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桐生 グランプリ受賞、海外でも9秒台だ 今年の漢字は「自」

副賞としてマグロを贈られ笑顔の桐生(右)
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 「2017毎日スポーツ人賞」(スポーツニッポン新聞社共催)の表彰式が7日、東京ドームホテルで行われ、陸上男子100メートルで日本人初の9秒台をマークしてグランプリに輝いた桐生祥秀(21=東洋大)が、来季の海外レースでも9秒台を出すことを誓った。新人賞の卓球・張本智和(14=エリートアカデミー)は、意外にも将棋の藤井聡太四段(15)との対局を熱望し、場内を沸かせた。

 去年はリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバー4人でもらった副賞の本マグロ。前回は4等分したが、今年はにぎり寿司2000貫相当のビッグな賞品を独り占め。この1年で成長した証を前に、桐生は「今年は個人でもらえて光栄です。友達みんなで食べたい」と笑顔を見せた。

 来季は五輪も世界選手権もない谷間の年に当たるが、社会人1年目の来年だからこそ、あえて外に打って出る覚悟だ。「学生より試合は少なくなる。海外にチャレンジしたいし、新しいことにも取り組みたい」。陸上の世界最高峰のリーグ戦・ダイヤモンドリーグなどに出場することも視野に入れている。「海外は9秒台がいっぱいいる。そこでタイムが上の人に競り勝ちたい」と9秒台でVという青写真を描く。

 流行語大賞の特別賞に「9秒98」が選ばれるなど、桐生を中心に回った陸上界の一年。その飛躍の年を「自」の漢字1文字で表現した。「自分自身を考えた一年だったので自分の“自”。良かったことも悪かったことも、いろいろ学んだ年でもあった」と振り返った。

 東洋大での4年間の大学生活も終盤を迎えている。念願の“自”動車免許も取得、最近1人暮らしを始めたことで“自”炊にも挑戦するという。「ここからさらに活躍して桐生祥秀という名前が世界のファイナリストと名乗れるようになりたい」。来年も9秒98の“自”己記録更新を目指し、トップスプリンターは戦い続ける。

 ≪毎日新聞社・丸山社長「光栄」≫毎日新聞社の丸山昌宏社長は「今年も私たちに感動を与えてくれた選手、団体にこの賞を贈ることができて大変光栄」と話した。世界陸上男子400メートルリレー決勝で同社写真記者が撮影した、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が並走するケンブリッジ飛鳥に驚く表情を捉えた写真が今年の新聞協会賞を受賞。「第3走で、もの凄い快走で先頭のジャマイカに並んだ。だからあの写真を撮ることができた」と桐生に感謝し、笑いを誘った。

 ▽毎日スポーツ人賞 1993年(平5)創設。競技団体や報道各社からの推薦を基にして、選考委員会で受賞者を決める。日本女性初の五輪メダリスト、人見絹枝さん(1928年アムステルダム大会陸上800メートル銀)のブロンズ像が全員に贈られる。

[ 2017年12月8日 05:30 ]

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