ファルコンズが8勝目 LBジョーンズが貴重なインターセプト

[ 2017年12月8日 14:55 ]

背中から落下しながらインターセプトをマークしたファルコンズのD・ジョーンズ(AP)
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 NFLは7日、アトランタ(ジョージア州)で第14週の1試合を行い、昨季のスーパーボウルに出場した地元のファルコンズがセインツに20―17(前半10―10)で競り勝って8勝5敗。この結果、NFC北地区は首位セインツ(9勝4敗)、2位パンサーズ(8勝4敗)、3位ファルコンズが1ゲーム差のなかにひしめく激戦区となった。

 ファルコンズはQBマット・ライアン(32歳)が3つのインターセプトを喫するなど精彩を欠いたが、それでも第4Qの5分5秒にWRモハメド・サヌー(28歳)に6ヤードのTDパスを通して同点。11分11秒にはマット・ブライアント(42歳)が52ヤードのFGを成功させて勝ち越し、最後は2季目のLBディオン・ジョーンズ(23歳)が自陣エンドゾーン内で、セインツのQBドリュー・ブリーズ(38歳)がTEジョシュ・ヒル(27歳)をターゲットにして投げたパスをインターセプトして勝利をものにした。

 セインツは試合開始早々に今季大活躍を見せていた新人RBアルビン・カマラ(22歳)が脳振とうを引き起こしてダウン。カマラとともにラン攻撃で軸となっていたRBマーク・イングラム(27歳)も大詰めで負傷し、ブリーズにとっては攻撃の選択肢が少なくなった状態で最後のプレーを迎えていた。

 残り1分47秒からの第4ダウン残り1ヤードではFGを狙うのではなくランで突破を図り、ギャンブルプレーでファルコンズ陣内11ヤードからの第1ダウンを獲得していたが最後はミスに泣いた形。両者は12月24日の第16週(ニューオーリンズ)での対戦を残しており、地区優勝を狙うセインツにとっては大事な一戦になりそうだ。

 なおNFC南地区2位のパンサーズは10日に同北地区首位で現在8連勝中のバイキングスと顔を合わせる。

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