上原 終盤失速10位、メジャー初V逃す「良い経験になった」

[ 2017年9月18日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権最終日 ( 2017年9月17日    フランス・エビアン エビアン・リゾートGC=6479ヤード、パー71 )

エビアン選手権最終日 ホールアウトした上原(左)を出迎える宮里藍
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 上原は75とスコアを落として終戦。日本女子では77年全米女子プロ選手権の樋口久子以来40年ぶり2人目のメジャー制覇の快挙を逃した。「緊張もあったけどかみ合わなかった。やっぱりパットが入らないと勝負にならない」と悔しげに話した。

 メジャーでは自身初の最終日最終組で1打差を追った。4番でボギーが先行したが、11番で奥3メートルにつけてバーディーを奪い返した。しかし、13番でボギー。14番パー3は1打目でグリーン左に外し、2打目もグリーンに届かずダブルボギーを叩いて優勝戦線から脱落した。「メジャーの最終組は良い経験になったけど、課題もたくさん見つかった」と振り返った。

 18番終了後、この日で引退した同郷の後輩・宮里藍と抱き合った。「(待ってくれていて)うれしかった。もっと良いプレーで終われたら良かったけど」とはにかんだ。そして「私はできるだけ長く(現役を)続けたい。やるからには五輪にも出たいし、米ツアーでも優勝したい」と意欲を示した。

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