スケルトン越・日本代表コーチを書類送検 選手だった男性にけが負わせる

[ 2017年9月5日 18:16 ]

 スケルトン競技で冬季五輪に3大会連続で出場した越和宏・日本代表コーチ(52)が、選手だった男性(34)にけがを負わせたとして、長野県警に傷害容疑で書類送検されていたことが5日、捜査関係者らへの取材で分かった。

 捜査関係者や被害を受けたという男性によると、越コーチは2013年7月、長野市内で競技関係者とバーベキューをしていて口論になり、止めに入った男性に説教した後、押し倒すなどして肩や腰などにけがを負わせた疑いがもたれている。越コーチは飲酒していたといい、取材に対し「今の段階ではコメントできない」としている。

 越コーチはスケルトン競技での日本の先駆者で、2002年ソルトレークシティー五輪で8位入賞。45歳で出場した10年バンクーバー五輪では「中年の星」と呼ばれた。

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2017年9月5日のニュース