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日本 混合団体で金締め!東京へ収穫の初代王座 康生監督感謝

柔道世界選手権最終日 ( 2017年9月3日    ハンガリー・ブダペスト )

世界柔道男女混合団体戦で優勝し、女子の増地克之監督(前列左端)、男子の井上康生監督(同左から2人目)と記念撮影する日本チーム
Photo By 共同

 2020年の東京五輪でも実施される男女混合団体戦が初めて行われ、日本は決勝でブラジルを6―0で破り、初代王座に輝いた。日本は男子73キロ級の橋本壮市(26=パーク24)、女子70キロ級の新井千鶴(23=三井住友海上)の金メダリストコンビを要所で投入。個人が計24戦して21勝3敗という圧倒的勝利で、個人戦で金7個を含む12個のメダルを獲得した大会の最後を飾った。

 誰もが未体験だった男女混合団体戦。しかし終わってみれば、メダルラッシュに沸いた大会を締めくくるにふさわしい圧倒的な優勝だった。選手らの手により、胴上げで3度宙を舞った男子の井上康生監督は「出た選手はもちろん控えの選手、スタッフ、練習パートナーも含めて一つにまとまった結果」と感謝を述べ、肩の荷を下ろした。

 柔道界では通常、男女の代表が合同合宿を行うことはない。だが、今大会に向け、7月には男女合同でミーティングを行い、協力し合って目標達成を目指す「チームビルディング」の講習も受講。準決勝、決勝前には円陣を組んで気合を入れるなど、育んできた一体感で金メダルを手にした。

 指揮官2人も“非情采配”を振った。井上監督は「一つのヤマ場」とみていた準決勝・韓国戦の男子73キロ級に、それまで2試合に出場した団体戦代表の中矢ではなく、同級金メダリストながら、大会前から左足首に故障を抱えていた橋本を投入。橋本も期待に応え、銅メダリストの安昌林から一本勝ちした。女子も57キロ級銀の芳田、70キロ級金の新井が故障を抱えながらも奮闘し、増地克之監督は「対戦相手の力、相性など総合的に考えて(起用選手を)決めた」と話した。

 ベンチでは男子の井上監督が女子の新井に声を掛けて送り出すなど、未知数の戦いの中で最善を尽くし、初代王座を勝ち取った。増地監督は「井上監督と話し合いながら、継続して対策をしていきたい」と3年後の東京五輪に視線を向けた。

 ▽男女混合団体戦 階級は男子73キロ、90キロ、90キロ超、女子57キロ、70キロ、70キロ超の6階級で実施。試合時間やルールは個人戦と同様で、日本国内の団体戦の多くで採用される引き分けはない。勝敗は勝利数で決まり、3勝で並んだ場合は一本勝ち=10点、技あり=1点、指導差による勝利=0点でポイント換算し、ポイントが多いチームが勝利となる。ポイントでも並んだ場合は、不作為で選ばれた階級によるゴールデンスコアの代表戦で勝敗を決する。

[ 2017年9月5日 05:30 ]

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