シャラポワ逆転負け 8強ならず、それでも「前向きになれた」

[ 2017年9月5日 05:30 ]

テニス全米オープン第7日 ( 2017年9月3日    米ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

全米オープン女子シングルス4回戦 セバストワに敗れたシャラポワ
Photo By ゲッティ=共同

 女子のシングルス4回戦で主催者推薦出場のマリア・シャラポワ(ロシア)は第16シードのアナスタシヤ・セバストワ(ラトビア)に7―5、4―6、2―6で屈した。第13シードのペトラ・クビトバ(チェコ)は今年のウィンブルドン覇者で第3シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)を7―6、6―3で破り、2年ぶりに準々決勝に進んだ。ビーナス・ウィリアムズ(米国)も8強入り。ダブルスは青山修子(近藤乳業)楊ショウケン(中国)組が3回戦、穂積絵莉(橋本総業)加藤未唯(佐川印刷)組が2回戦で敗れ、日本勢は全員敗退した。

 ドーピング違反による資格停止処分から復帰後初の4大大会で、シャラポワはベスト8進出を逃した。第2セットからミスショットが続出。ただ、初戦では第2シードのハレプ(ルーマニア)を破り、「この1週間で前向きになれることがたくさんあった」と満足そうにうなずいた。現在世界ランク146位。主催者推薦出場の元女王への風当たりは強いが、大会側が全試合をセンターコートで組んだように、根強い人気も浮き彫りになった。

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