男子バレー中垣内監督の代行にブランコーチ 交通事故の検察処分が出ず

[ 2017年5月11日 12:01 ]

男子バレーボールの中垣内祐一監督
Photo By スポニチ

 日本バレーボール協会は11日、全日本男子チームの中垣内祐一監督(49)の代行に、同コーチのフィリップ・ブラン氏(56)を充てることを発表した。

 中垣内監督は昨年11月に広島県内の中国自動車道で乗用車を運転中に男性をはね、重傷を負わせた。日本協会は12月にけん責処分を科したが監督を任せる方針を示し、3カ月以内に刑事上の処分が決まると見通していた。だが、今年1月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで書類送検されたものの、現段階でも検察の判断が下されておらず、中垣内監督は当面、全日本監督としての対外的な活動を控えることになった。中垣内監督は被害者の一刻も早い回復に向けて、対応することを最優先するという。

 林孝彦事務局長は「当面は、監督代行とすでに始動している全日本男子スタッフとが連携を取り、全日本の活動を進めていきます。今後とも捜査の進展を注視しながら、適切に対応して参ります」とコメントした。

 チームは11日から活動を開始する。

続きを表示

2017年5月11日のニュース